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週刊エンゲル日記

ここは大体週1回更新な、とあるオタクのブログとも言えない日記です。

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レビューというか紹介的な何か(マンガアニメラノベその3)
パチスロの『偽物語』で勝ったと思って、調子に乗ったら『まどか☆マギカ』で勝った分丸々負けてしまいました。
 みなさんお元気でしょうか大分暖かくなってきましたね、どうもエンゲルです。
 今回は非常にいまさら感が溢れる作品で申し訳ないのですが、
 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの1、2巻を紹介させて頂こうと思います。あ、念のためアニメDVDではなく原作のライトノベルの方となっております。
 なぜ今更ダンまちかというと、ここ一年ほど就活やらなんやらでライトノベルやら漫画やらを読めていませんでした。なのでここ最近発売されたものは流行ったものだろうがマイナーなものだろうがチェックできていなかったのです。というわけで私生活が落ち着いてきた今こそチェックし直しつつ、新作も読んでいこうとそう思ったわけです。
 そう思って買ったのが、今回のダンまちという訳です。

 ではまず1巻から。
 アニメも見ていなかったのですが、当然人気が出ただけあって内容はうっすら風の噂で聞いております。読んでみてなんというか想像と違う印象を受けました。
 正直1巻を読んだ感想としては、あくまで一個人の感想で恐縮なのですが「苦手だなあ」と思ってしまいました。憧れの女の子に相応しい男を目指すという話は大好きですし、キャラクターは例の紐ことヘスティア様はじめ女の子が可愛いのはもちろんのこと主人公のベル君もいい子で癒されます。
 苦手な部分としてはどうしても命のやり取りをしている、という実感が持てなかったからです。
 主人公はダンジョンという場所にモンスターを倒しに行き、生計を立てているファミリアという組織の一員。まあ要約するとモンスターのドロップアイテムを売ったりして生活をしている訳です。ダンジョンの構造や、レベルアップといった現象がゲームじみていて(もちろん設定はきちんとあります!)、なおかつ1巻とわかっていることで戦闘も「主人公死ぬわけない」と思っているせいで緊張感がわいてこないのです。
 なので「とても面白いが、ゲームっぽいのが残念」というのがエンゲルの1巻を読み終わったときの感想でした。

 続けて2巻を読み始めます。エンゲルはこのとき「すっげー面白いんだけど緊張感がなぁ……残念だよぁ……」なんてことを思っていました。
 しかし! 2巻を読み進めていくと変わっていったのです!
 1巻は設定やらメイン人物の説明やらであまり描かれていませんでしたが、2巻になるとこの世界の住人の動きがよく見えてくるのです。ダンジョンというものがありゲームっぽい諸々の設定等が実在しうる世界、作者様は〝そんな世界が実際にあったら?〟というのをきちんと突き詰めて書いているのです!
 きちんと描かれていくことにより、今までゲームじみていた世界が変わります。設定がゲームではあるもののそこは人が生きて息をしている世界に変わるのです。まさしくファンタジー小説にとって大事なものがそこにあったのです。1巻の時点であり、想像力が貧困なエンゲルが気づけていなかっただけだと思いますが……。
 新キャラのリリちゃんの活躍が大きかったと思います。サポーターという本来は立派な仕事にも関わらず、実際に戦う冒険者たちから虐げられてきた少女です。このリリちゃんがとてもたくましく、いい意味で人間臭い。表面上は冒険者にへりくだったり媚を売りますが、隙を見つけて金目のものを盗んだりもします。こういうゲスたくましいけど根はいい子ってとってもいいと思いません?
 そんな子にスポットを当ててくれたが故に、町の生活、ファミリアや冒険者の実態などが見えてきてとてもリアルに感じられたのです。
 ビックリしたのですが、そこをリアルに感じられればアクションシーンもリアルに感じられて一気に緊張感が増したのです。後半の戦闘なんかはワクワクして楽しませて頂きました!
 そんなこんなではダンまちにはまりまくりです! 近いうちに3巻と4巻を買ってこようと思っております! そういえば1巻と2巻で落ちる作品はよくありますが、爆上げする作品はやや珍しい気がします……しません?
 ダンまちですがエンゲルはアニメを見ておりません。なので違いなどは分かりませんが、ラノベを多少長いです。ダンまちアニメを見て面白いと思った方はぜひぜひ! アニメを見てパッとしなかった方もぜひ! 原作の方も読んでみてください、チープな感想ですがとっても面白いですよ!

 ……毎回思うのですが、1巻とか2巻とか書いてあるわりに作品の紹介になってる気がします。ネタバレ有とか書いていてもあまり突っ込んだことを書けない辺り、へたくそなんでしょうねレビューを書くのが……精進せねば。
 ではではここまで駄文に付き合ってくださった奇特な方がいらっしゃいましたら、無上の感謝を。本当にありがとうございました。
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