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五月に入る前から五月病気味です、どうもエンゲルです。
いやーなんか暖かくなってきたり風が冷たかったりしますけど、体調も崩さず元気にやっております。ただ最近はマキブONやらその他もろもろが若干停滞気味ではあるので、四月末から五月病に突入しかけております。
本当によくないと思うので、水曜のお出かけと木曜の一日休みで気分を切り替えていこうと思っております!
さてしかしテンションが低い中でもバッチリテンションを上げてくれたのがこの作品!
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3巻!!
ややスローペースですが三巻まで読み終わりました! いやー、この作品は巻数を進めるほどに面白くなっていきますね! なんとなくエンゲルのイメージですと、一巻がめっちゃ面白くて二巻、三巻が若干面白さが落ちるものというイメージがライトノベルにはついていたのですが……ダン間ちはまさに逆ですね。
※以下ネタバレになる可能性がございます、お気を付けください!※
さてさてこの三巻ですが二巻でのメインヒロイン?だった小人族(パルムゥ)のリリが、完全には問題解決はしていないものの、主人公のベルくんに恩義を感じて正式に仲間になるところから始まります。
仲間になったリリちゃん早速神様がヤキモチを焼いておりますね、とても可愛い。
いやーやはり神様のパイオツは非常に素晴らしい!
リリちゃんも可愛いですがベルくんの腕になりたいですねわたくしは。
そして本筋が始まるのですがとても簡単に説明すると、
ベルくんに忍び寄るフレイヤの魔の手が→ベルくん憧れの女性でありトップクラスの冒険者であるアイズさんに戦い方を教わる→ダンジョンに潜ると、ベルくんのトラウマであるミノタウロスに襲われる(羽陽曲折ありましたが、フレイヤさんの魔の手)→仲間であるリリのためにトラウマを克服し、ベルくんミノタウロスと戦う……となっております
三巻の見どころと言えばもちろん、最後にミノタウロスと戦うところですよ!
そもそも主人公であるベルくんがアイズさんに憧れたのは、その美貌や強さもさることながらミノタウロスに襲われていたところを助けてくれたからでもあるのです! そうしてベルくんは「いつかあの人の隣に立ちたい……!」と願って頑張ってきたわけですよ!
しかし同時に助けられたことがコンプレックス&トラウマにもなっていました。自分が命からがら逃げだしてみっともなく泣き、戦うことを諦めた相手をアイズさんは一撃で葬ってしまったのですから当然でしょう。そしてミノタウロスがトラウマとなってしまい、今まで戦ってきたモンスターに姿を重ねて、何度も怯えてきたのです。
そんなミノタウロスが突如、フレイヤという神の手回しで大剣という武器まで持って現れてしまいました。本来いるべきではないダンジョンの上層で、です。
竦み、恐怖し、立ち尽くしているうちにサポーターであるリリちゃんが傷つき、ベルくんは恐怖しながらもミノタウロスへ立ち向かいます。
『逃げられるわけ……ないだろ……!』
『今ここで逃げたらだれがコイツを抑えるんだ。コイツを部屋から出したら、行かせてしまったらリリが死ぬ!』
くぅ~! もうたまりません! 熱い展開すぎますね!
仲間を守るためにトラウマを乗り越え、立ち向かう! 非常に難しいことではありますが、こういう男でありたいものです。でも実際こんなの↓出てきたら無理ですよね、ましてや若い男の子が。
また言葉遊びではあるんですが、物語前半と中盤にて伏線で置いてある二つの言葉の響きがいいんですよね。
『冒険者は冒険をしてはいけない』
これは語感が非常によく、しかしとてもシンプルで重い言葉だと思います。そしてこの対比として出される言葉が、ベルくんの育ての親のおじいさんの言葉です。
『偉業を成し遂げればいい、人も、神々さえも讃える功績を』
これは英雄になるためには? という問いに対しての答えです。このおじいさんというのがとてもかっこいい渋いおじいさんで、『英雄たちはスゲー、俺はああはなれないー』と言いつつも、ベルくんが小さい頃ゴブリンに襲われたときにクワで思いっきり殴りかかったんです。
神の加護がある冒険者だからこそ、ゴブリンなんて雑魚扱いですが一般人にとっては十分恐ろしい敵なのです。そんなゴブリンに、ベルくんのために殴りかかったおじいさんはベルくんにとっての英雄だったのです。正しい対比の言葉は『貴方は冒険者だ』なんでしょうけど、エンゲルにはこちらの方がよっぽど対比に見えたのです。正しくは後者の言葉というか、おじいさん等の話の流れが大好きだったからだと思いますが。
冒険者は危険を冒してはいけない、だけど英雄になるには冒さなければならない。
そして仲間を守るためには、アイズさんの隣に立つためには、
『僕はーー英雄になりたい』
もうこのフレーズが出た瞬間に鳥肌でしたね。もうベルくん成長しすぎかっこよすぎ抱いて、状態でした。まあ戦いがどうなるかは読まなくても察せるとは思いますが、一応伏せておきます。
ダン間ちシリーズ最高のクライマックスと盛り上がり、そのための伏線張り本当にお見事でした。最高に楽しませて頂きましたので、四巻が今から楽しみで仕方ありません。
それではここまでとさせていただきます。こんな長々とした駄文を読んでくださった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました。少しでも作品の面白さが伝われば幸いです。
それでは!
いやーなんか暖かくなってきたり風が冷たかったりしますけど、体調も崩さず元気にやっております。ただ最近はマキブONやらその他もろもろが若干停滞気味ではあるので、四月末から五月病に突入しかけております。
本当によくないと思うので、水曜のお出かけと木曜の一日休みで気分を切り替えていこうと思っております!
さてしかしテンションが低い中でもバッチリテンションを上げてくれたのがこの作品!
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3巻!!
ややスローペースですが三巻まで読み終わりました! いやー、この作品は巻数を進めるほどに面白くなっていきますね! なんとなくエンゲルのイメージですと、一巻がめっちゃ面白くて二巻、三巻が若干面白さが落ちるものというイメージがライトノベルにはついていたのですが……ダン間ちはまさに逆ですね。
※以下ネタバレになる可能性がございます、お気を付けください!※
さてさてこの三巻ですが二巻でのメインヒロイン?だった小人族(パルムゥ)のリリが、完全には問題解決はしていないものの、主人公のベルくんに恩義を感じて正式に仲間になるところから始まります。
仲間になったリリちゃん早速神様がヤキモチを焼いておりますね、とても可愛い。
いやーやはり神様のパイオツは非常に素晴らしい!
リリちゃんも可愛いですがベルくんの腕になりたいですねわたくしは。
そして本筋が始まるのですがとても簡単に説明すると、
ベルくんに忍び寄るフレイヤの魔の手が→ベルくん憧れの女性でありトップクラスの冒険者であるアイズさんに戦い方を教わる→ダンジョンに潜ると、ベルくんのトラウマであるミノタウロスに襲われる(羽陽曲折ありましたが、フレイヤさんの魔の手)→仲間であるリリのためにトラウマを克服し、ベルくんミノタウロスと戦う……となっております
三巻の見どころと言えばもちろん、最後にミノタウロスと戦うところですよ!
そもそも主人公であるベルくんがアイズさんに憧れたのは、その美貌や強さもさることながらミノタウロスに襲われていたところを助けてくれたからでもあるのです! そうしてベルくんは「いつかあの人の隣に立ちたい……!」と願って頑張ってきたわけですよ!
しかし同時に助けられたことがコンプレックス&トラウマにもなっていました。自分が命からがら逃げだしてみっともなく泣き、戦うことを諦めた相手をアイズさんは一撃で葬ってしまったのですから当然でしょう。そしてミノタウロスがトラウマとなってしまい、今まで戦ってきたモンスターに姿を重ねて、何度も怯えてきたのです。
そんなミノタウロスが突如、フレイヤという神の手回しで大剣という武器まで持って現れてしまいました。本来いるべきではないダンジョンの上層で、です。
竦み、恐怖し、立ち尽くしているうちにサポーターであるリリちゃんが傷つき、ベルくんは恐怖しながらもミノタウロスへ立ち向かいます。
『逃げられるわけ……ないだろ……!』
『今ここで逃げたらだれがコイツを抑えるんだ。コイツを部屋から出したら、行かせてしまったらリリが死ぬ!』
くぅ~! もうたまりません! 熱い展開すぎますね!
仲間を守るためにトラウマを乗り越え、立ち向かう! 非常に難しいことではありますが、こういう男でありたいものです。でも実際こんなの↓出てきたら無理ですよね、ましてや若い男の子が。
また言葉遊びではあるんですが、物語前半と中盤にて伏線で置いてある二つの言葉の響きがいいんですよね。
『冒険者は冒険をしてはいけない』
これは語感が非常によく、しかしとてもシンプルで重い言葉だと思います。そしてこの対比として出される言葉が、ベルくんの育ての親のおじいさんの言葉です。
『偉業を成し遂げればいい、人も、神々さえも讃える功績を』
これは英雄になるためには? という問いに対しての答えです。このおじいさんというのがとてもかっこいい渋いおじいさんで、『英雄たちはスゲー、俺はああはなれないー』と言いつつも、ベルくんが小さい頃ゴブリンに襲われたときにクワで思いっきり殴りかかったんです。
神の加護がある冒険者だからこそ、ゴブリンなんて雑魚扱いですが一般人にとっては十分恐ろしい敵なのです。そんなゴブリンに、ベルくんのために殴りかかったおじいさんはベルくんにとっての英雄だったのです。正しい対比の言葉は『貴方は冒険者だ』なんでしょうけど、エンゲルにはこちらの方がよっぽど対比に見えたのです。正しくは後者の言葉というか、おじいさん等の話の流れが大好きだったからだと思いますが。
冒険者は危険を冒してはいけない、だけど英雄になるには冒さなければならない。
そして仲間を守るためには、アイズさんの隣に立つためには、
『僕はーー英雄になりたい』
もうこのフレーズが出た瞬間に鳥肌でしたね。もうベルくん成長しすぎかっこよすぎ抱いて、状態でした。まあ戦いがどうなるかは読まなくても察せるとは思いますが、一応伏せておきます。
ダン間ちシリーズ最高のクライマックスと盛り上がり、そのための伏線張り本当にお見事でした。最高に楽しませて頂きましたので、四巻が今から楽しみで仕方ありません。
それではここまでとさせていただきます。こんな長々とした駄文を読んでくださった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました。少しでも作品の面白さが伝われば幸いです。
それでは!
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